特大の花束から中世のヴィンテージ椅子まで。個性的なアイテムが揃いまくるロンドン「マーケット」文化。

週末にEast LondonのBethnal Green辺りを歩くと、デッカい花束や植木鉢を抱えてる人をよく目にする。茂った草で顔が隠れて前が見えないくらいの鉢を大事そうに抱えて街を歩いてたりする。

毎週末、近くのColumbia RoadでFlower Marketが行われているからだ。人々が大きい植物を抱えて街を歩いている図はすごく愛らしく、なんか洒落てる。

「この辺りはFlower Marketが有名だ」とよく聞いていたものの、「花か、まあ時間あるときに行けばいいかな」と思って後回しにしていた。先週の日曜日、他のマーケットに向かう通り道でやっていたので少しばかり寄ってみた。そして、たまげた。

全長おそらく数百メートルくらいの商店街に所狭しと植物ばかりの露店が立ち並んでて、人が通れるスペースは横幅1.5mくらい。そこを老若男女幅広い客層がぎゅうぎゅうになりながら行き来している。Flower Marketという響きから勝手に落ち着いた感じのマーケットを想像していたが、実際行ってみると人の多さと賑わいに驚く。

フラワーマーケット開催中のColumbia Road

このマーケットに出店しているのは基本的に業者の人らしく、様々な種類の植物を持ち寄っている。大きな鉢に入った観葉植物を扱っている店、花束用の色鮮やかな花をを扱っている店、育てる用の球根を売っている店、フレグランス用の乾燥ラベンダーとかを売っている店など。大きな観葉植物の鉢をズラーッと並べている露店では、鉢の重さに棚が耐えきれず完全に傾いていた。大丈夫か。

干したラベンダーの束売り@Flower Market
球根屋さん
アジサイ

ちなみに、この日1番心惹かれたのはchilli pepperだった。今が旬らしく、真っ赤に実ったペッパーたちが多くの店で売り出されていた。これがめちゃくちゃカワイイ。日本帰ったら見つけて育てよう。

CHILLI PEPPER £3 EACH or 2 FOR £5

 

フラワーマーケットも含め、ロンドンはマーケットが有名だ。それぞれがテーマを持って開催されている。植物を扱うフラワーマーケット、服から小物や家具まであらゆるヴィンテージ品を扱うヴィンテージマーケット、多国籍な食べ物を扱うフードマーケット、自分で作ったものを皆が販売しているDIYマーケットなど。多くのマーケットは週末に行われる。道や広場、公園などの街の一部分が会場となり、売り手も買い手もみんなそこに集まり、ワイワイしている。

Brick Lane Vintage Market

買い手としては、いろんな人がそれぞれ個性的な商品を出してる店を見て回るのは非常に楽しい。フラワーマーケットがなければchilli pepperを育てようとか思わなかっただろうし、興味を惹かれる他のいろんな掘り出し物と出会う機会もなかったはず。

休日に街のパブリックなスペースが売り手も買い手も街の人間でワイワイ賑わっているというのも、単純にワクワクする。商店主とはコミュニケーションも生まれやすいし、センスが良い人の店を見つけたときは今後もチェックしたいなと思う。

中世のヴィンテージ椅子£130。ドツボ。めちゃ欲しかった。
ヴィンテージタイプライター£45

じゃあ売り手的にはどうなんだろう。僕が今滞在しているフラットのオーナーはHackney Flea Marketというマーケットの出店者で、売り手側の人間だ。彼女は自分で作ったジュエリーを売っている。彼女曰く、純粋な売上的にもバカにならないくらい利益が出るらしい。自分の作ったものをリアルな店舗で売ることができる上、マーケットとしてやることで集客もある程度期待できる。

それに出店者同士でのコミュニティも出来るらしい。この間そのオーナーに誘われてあるマーケットに行ったとき、彼女は他の出店者やオーガナイザーと仲良さそうに話していた。出店者同士でディスカウントとかもあるらしい。なかなか普段知り合わないような人ともそうやってコミュニティが出来るのも、すごく魅力的だ。

 

マーケット、良い文化だ!
日本でやりたいです。誰か一緒にどうですかね!

 

Hackney Flea Market
Hackney Flea Market
入り口は基本少し分かりづらい。Hackney Flea Market
後片付けはこんな感じ。Brick Lane Backyard Market

 

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