城下町の住民はプライドが高いとか豪語してたやつ、ちょっとまて。

人形町の住民は気高い。

 

らしい。

 

この前、地元の人形町にあるおでん屋さんに行ってきた。なんかおでんが食べたい気分だったのだけど、もう近くのコンビニでは時期的におでんが終わってしまっていて、前からちょっと興味があった老舗のおでん屋さんに行ってきた。

気になったおでんをいくつか選んで店内に座り込み、おでんを食べる。

 

普通にうまい。

 

他にお客さんもいなかったし、女将さんも暇そうだったので話しかけてみる。

「いやー、こういう下町っぽいお店いいですよねー。大好きです。」

するとさっきまで穏やかだった女将さんが急に目の色を変えて僕のことを睨んできた。

「あんたね、ここは”城”下町だなんだよ。シロシタマチ!!隅田川より東が下町なんだよ。一緒にしないで欲しいな。」

急に怒られたし怖い。

説教(?)は続く。

「『初鰹は女房を質に入れてでも食え』って言葉を知ってるかい?昔から城下町の人たちはお金がなかったら、女房を質屋に入れてお金を借り手でも初鰹を食べてたんだよ。初鰹を食べてないなんて恥ずかしくて言えなかったからね。そこまでするくらいプライドが高いんだよ。」

説教(??)はまだ続く。

 

私たちはバーゲンセールとかにも飛びつかないよ。馬喰町っていう問屋街が近くにあったから良質なものを安く手に入れられたんだ。月島の人たちはすぐ安物に飛びつくけどね。私達は違うんだよ。

 

圧がすごい。

 

僕は「へー、そうなんですねー」とそれっぽく聞きながら、急いでおでんを食べて退散した。

 

そして帰りながらシンプルに気になった。プライド高いって本当?安物に飛びつかないって本当?って。

 

 

ここで実験。

用意したのはダンボールとアサガオの苗6つ。

「アサガオもらってください」とダンボールに書き込み、中に苗を入れたら準備完了。これを路上に置いてみた。

捨て猫ならぬ捨て鉢。

果たして「無料」のアサガオの苗は持っていかれるのか。プライドが高いからきっと持っていかないよね?え?

 

僕は少し離れた場所で待機。起きたことを時系列で説明していくと、、、

 

13:45:実験スタート

13:47:早速苗が2つ持って行かれる。早い。

持っていったのは40代後半の女性2人組。なんの迷いもなく、持ち合わせていたプラスチックの袋に苗を入れて持ち去る。

13:55:30代女性、20秒ほど迷うが取らずに去る。

13:57:50代夫婦が50代とは思えないキレのある2度見をした後に、アサガオを二つ持ち去る。
なんか予想を遥かに上回るペースで減ってきた。

14:06:70代くらいのおばあちゃんが1つ持っていく。

14:08:小学生3人組がやってくる。
「朝顔もらってくださいだってー!もらってっていいのかなあれ!」

 

もらっていいよ。

14:11:優しそうなおじいちゃん登場。

3分ほど箱とにらめっこした末にアサガオを持ち去る。

14:15:ニコラス、箱を回収して家に帰る。

 

開始30分以内にアサガオ全滅。

 

プライドとは。

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