GIVE&SHAREの精神

僕は去年の夏、イギリスにおじさんがいることを知った。正確にいうと父親の従兄弟なんだけど、それをなんて呼べばいいかわからないから、とりあえずイギリスのおじさんということにしている。

おじさんの名前はキムだ。キムはクリストファーのニックネームで、僕の弟クリスも正式名はクリストファーなのでキムと同じということになる。

僕のオーストラリア方の親族は同じ名前の人が多い。クリスが2人、トムが2人、アンドリューが2人、マイケルが2人、ニコラスが3人いる。いや流石に生まれる時期は違ったのでもう少し工夫しても良かったのではないかと思う。どれもメジャーな名前同士で被っている。メジャーな名前でもまだジェームズとかサムとかを選択する余地はあったはずだ。

話がそれた笑。先日、「その人が死ぬ前に会いに行く」という話を書いた。僕の旅の目的は現地の雰囲気を味わうためのものと、会いたい人には会えるうちに会っておくと言う話だ。

この話を書く時に僕はずっとキムのことを考えていた。キムはそんなことを心から思わせてくれるような人だ。

GIVE&TAKEという言葉がある。他人に与える人はその見返りを得ると言う意味だけど、キムの場合はこれが少し違って、GIVE&SHAREだった。

キムは去年8月に初めて会ったのだけど、チャーミングで優しく、ユーモアもあって、おもてなし精神にも溢れているような人だ。こんなにいい人がいるものかと初めて会った時は驚いた。

「よくここまで来てくれた。嬉しい。早く会いたかった。」と歓迎してれた上で、サッカーが好きなことを父親伝いで聞いたのか、チェルシーというイギリスの大人気チームの試合のチケットまで取ってくれていた。「火曜日に行こう。きっといい試合になるよ。」と笑顔で話してくれた。(実際5-1で快勝してとてもいい試合だった!)

明日はロンドンを回ろうと思うと伝えると、晩御飯を食べ終わった後にオススメのルートを地図に書き込みながら教えてくれた。

キムと奥さんのサラ

週末にはロードバイクに乗って家の周辺を案内してくれた。ロンドン近郊の大きな公園(代々木公園の3倍はありそうな公園が至る所にある)を周り、昼にはフィッシュアンドチップスを食べ、ビールをたくさん飲んだ。
僕は思わず、なんでそこまでしてくれるの?と聞いてしまった。キムは僕に与えてばっかいる。それは不思議に感じるほどだった。

キムは当然のように「なに言ってるんだい!日本から来てくれたお前と時間をシェアすることが何よりも大事なんだよ。俺はそれが楽しいんだ。わかるかい?」と言った。これは一本と取られたと思った。

キムはGIVEを繰り返す過程で自分にもメリットを生み出していた。わざわざ見返りを求めるまでもなく、自分がGIVEする時間と機会に価値を見出していた。

でもこれ考えた時に最近自分がブログを書いているときの考えと似ているなと思った。ブログは自分の知識や経験をアウトプットする場で、些細なことでもその情報を読者に与えている。

自分の書いたことにコメントをもらえたり、直接会った時に「ブログ読んでるよー」と言われることはその人と自分の経験をシェアしている感覚があって嬉しい。

このブログはまだ収益化してないので具体的な見返り(TAKE)はないけれどGIVE&SHAREを繰り返す中で生まれていく繋がりをこれからも大事にしていきたい。

1件のコメント

  1. 私もそういうことあったな〜。イタリアに住んでいる友達の家(親戚でもなんでもない)に遊びに行った時に、1週間くらい住まわせてくれてるだけじゃなくて、彼女の家族が色んな所に連れて行ってくれて、たくさん美味しいご飯をご馳走してくれたの。日本での暮らしのこととか、大学のこととか、しゃべり疲れてお互いぐったりする位たくさん質問してくれてね。今日はどんな日だった?ってすごくシンプルな質問から始まる会話がこんなに楽しくて、こんなに大切なんだって、忘れかけてたことを思い出させてくれたような、そんなあったかい思い出。、、を思い出させてくれてありがとう。(まわりくどいね笑)

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