決意が固まった人には「いいね!」の一言しか必要ない

このあいだ藤沢でクラブイベントに行った時、SORIさん(自分もやってるロックダンスのプロの方)とお話する機会があった。

まず始めに自己紹介をと思い「ニコラスって言います」と言ったらすぐに、「いいね!」と返された。

自分の自己紹介が「いいね!」の一言で完結するのは新鮮かつ久しぶりのことだった。

 

僕は自己紹介が長い。長過ぎる。

自己紹介で聞かれうるようなコンテンツが見た目だけでも多くて、初対面の人とは自己紹介だけでかなりのあいだ話がもつ。

こんなツイートもしたことがあるけど、ハーフで身長195cmってだけでもう物理的に目立つし、二重国籍でパスポートがどうこうとか、名前が二つあることを話し始めるともう止まらない。

なんかスポーツやってないの?バスケ?や、モデルやってないの?いつから日本にいるの?も必ず聞かれる。

だからそれぞれの回答に対して自分は頭の中に定型文があって、それをスラスラと読み上げている。高校のときまでこれは面倒くさいなと思っていたたのだけど、大学に入ってからはもうしょうがないと割り切っていた。

 

そこでSORIさんの「いいね!」だ。

あれ、もしかして自己紹介タイムもう終わった?という不思議な感覚とセットで余計なことを言わないでも自分を認識してくれたような感覚がその言葉から伝わって嬉しかった。

別にSORIさんはただ適当に言ったのかもしれない。でも何故自分がいいねと一言言われただけで嬉しいと思うような感情の飛躍があったのか考えてみると、去年テリーさんにパリコレの挑戦について話した時の思い出が蘇った。

テリーさんは大学の2つ上の先輩で、ヤバいくらいバイタリティに溢れた人だ。大学卒業とともに世界を飛び回り、気になったことは自分の目、そして行動を通して確かめてきた。自分で考え動き、答えを出していくプロセスを幾度となく踏んできたテリーさんはどことなく自信に満ち溢れていることが伝わる。(ちなみにテリーさんは日本人だがテリーは本名だ。 )

僕がパリコレに挑戦するためにパリに飛び立つ日、偶然テリーさんもイタリアに行くといことで、僕らは空港で待ち合わせして30分だけ会って話した。

その時はまだ自分の挑戦に自信が持てていなかったため、せっかく会えるということでテリーさんに一度相談したかったのだ。 長い話になるかもしれないと思いながら、テリーさんに「僕パリコレ挑戦しようと思ってるんですよ」と打ち明けると、テリーさんは「いいね!お前なら絶対出来るよ」とだけ言ってくれた。それだけで僕の相談は終わった。

なんでいくの?どのショーに出たいの?どうやったら出れるの?と言った質問を普段ならされるんだけど、テリーさんの回答は単純明快だった。理由もなく自分を肯定してくれたその一言によって、テリーさんは僕に根拠のない自信を与えてくれた。

挑戦の決意が固まった人に余計な話をする必要はない。「いいね!」と自信を持って一言言ってあげることが一番その人を支えることに繋がるのだ。

 

ちなみにブログを始めたのはテリーさんの影響もある。最近の記事だと「丸く、尖る」がかなりよかったので是非。世界には色々な価値観や選択肢があることを知った上で、自分が持った価値観や自分が取った選択肢を突き詰め、尖らせていく話。

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