滞在している国ごとに感じる「暗闇で怖いもの」

海外に行くといつも思うのだけど、滞在している国によって暗闇の中で感じる怖いものが違う。

例えば日本にいて暗闇いるとき、未だにお化けが怖いと思うことがある。それは夜の高速道路路の下を歩いているときだったり、キャンプ場で一人で夜に遠くにあるトイレに行くときだったりするんだけど、「そんなのいるわけない!!」と頭ではわかっていても、やっぱりお化けが出そうな気がして怖いと思ってしまう。

でもこれは日本にいるからなのかもしれないと思ったのは、小4から中1までオーストラリアに住んだ後に日本に帰ってきたときだった。日本に帰ってきて初めて暗闇を感じた時に、やっぱりお化けが怖いと思ったのだけど、それがすごく久しぶりの感覚だったのだ。

思い返してみると、オーストラリアにいた時は暗闇の中でお化けを意識したことがなかったのだ。

じゃあオーストラリアの暗闇で何が怖かったかというと、それは毒蛇や毒蜘蛛だった。オーストラリアには毒蛇でいうと世界で最も危険なトップ3が生息しており、毒蜘蛛もかなり危険なものがたくさん生息している。流石に毒蛇は市街地の周りには生息してないが、毒蜘蛛はわりと身近に生息している(毒蜘蛛の多くは土の中に生息している)

そんな命が危ないような環境ではお化けなんて怖がってる暇がなかった。夜に林の中に入る時はサンダル禁止が当然で、靴を履いていないと友達の親でも怒られた。

他にもイタリアに行った時(小5)一人で近所のスーパーまで買い物に行っていみて怖かったのはマフィアだった。当時の自分がなぜごく普通の住宅地にマフィアがいると思ったのかは今ではわからないけど、とりあえず怖かった。

2017年1月にパリに行った時はスリに合わないようにひたすら意識をピンと張っていたいた。サブウェイに載ってる怪しげな人や、街中で笑顔で話しかけてくる人、住宅地で溜まっている若者の集団などをずっと警戒していた。ここでは”怖い”とまではいかなかったけど、やっぱり暗闇の中でお化けが怖いと思うことはなかった。

こうして見てみると海外で怖いと感じたものはかなり具体的だと思う。対して日本のお化けはめちゃくちゃ抽象的だ。お化けが怖いと言っても具体的なお化けの像が浮かんでいたわけではなくて、ただお化けという概念に対して恐怖心を抱いていただけだった。

書きながら思ったのだけど、これは海外経験のほうが圧倒的に長い日本人の場合どうなのだろう。自分のような感覚になるのか?今度聞いてみよっと。

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